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HEオルタネーター


ハイエフェンシーオルタネーター導入ガイド

オルタネーターの出力アップにより、同じ出力が必要なときに、ノーマルよりもその分、出力に大幅に余裕が生まれます。より低回転から安定して出力が可能になるため、エンジンのオペレーションも安定して行うことができ、結果的にエンジンフィーリングにも良い影響をもたらします。 また、電装品を追加したり、電力消費の多い車でも安心です。

オルタネーターは発電した際の熱や、エンジンルーム、外気温の熱の影響により出力が低下しますが、ハイエフェンシーオルタネーターは内部構造の違いにより冷却性がアップ。発熱時の性能低下を抑えられます。

起動回転数が低く、低回転での出力特性にも優れています。
それにより、アイドリング中の充電・発電にも余裕が生まれるため、エンジンオペレーションや使用する電気装置の運用が安定します。

ハイエフェンシーオルタネーターは出力される電流の波形が純正と比べて細かくなっています。これは、内部の構造とステーター線の結線方法を変えることで、出力の上下幅が抑えられるためです。 それにより、安定した電源となり、各機器に非常に優しい状況となります。
オーディオにこだわる方は、この「電源の安定化」が良い影響を与えることをご存知の方も多いのではないでしょうか。 オルタネーターの容量ギリギリで発電するよりも、余裕がある状態で同じ出力を発電する方が安定します。
例えば、80Aを出力する場合、90A仕様のオルタネーターよりも130A仕様のオルタネーターの方が最大能力よりも大幅に余裕をもって発電することができます。
この余裕が安定に繋がり、電源の安定度がオーディオの音質向上に繋がります。

▲従来型は波形の上下幅が約20Aですが、ハイエフェンシーオルタネーターでは2A程度と安定しております。

130Aシリーズと150Aシリーズの違いは?

ハイエフェンシーオルタネーターの130Aシリーズ、150Aシリーズは、各回転域における出力の違いがありますが、その他の基本性能は変わりません。
車両に必要な電流量や走行状況に合わせてお選びください。

車両の消費電力とオルタネーターの発電容量の関係

一般的な車両の電装品の消費電力を見てみましょう。

車両の消費電力(クリックで表示)



■ オルタネーターの発電容量

オルタネーターの出力は回転数により上限があります。
下図でノーマルとハイエフェンシーを比較してみましょう。

出力グラフの回転数表示はオルタネーターの回転数です。
アイドリング等の低回転時では最大出力が出ていないのが確認できます。
車のエンジン回転数をオルタネーターの回転数に換算すると、車種により異なりますが一般的に約2倍になります。
それでは、自分の車のアイドリング時の消費電力と、そのときのオルタネーターの出力上限を確認してみましょう。

*車のアイドリング回転数が800回転の場合

→ノーマル(純正)
オルタネーターの回転数は 800 (rpm) × 2 = 1,600 rpm となります。

1,600rpm時の出力を上の出力グラフで確認すると、50A 程度であることがわかります。
電気の使用状況によっては、消費電力がオルタネーター出力を上回ってしまう場合も考えられます。
(上のグラフ「スカイラインGT-R BNR34ノーマルオルタネーター」参照)


→ハイエフェンシーオルタネーター(130series)
オルタネーターの回転数は 800 (rpm) × 2 = 1,600 rpm となります。

1,600rpm時の出力を上の出力グラフ(図2)で確認すると、85A 程度であることがわかります。
これだけの出力が確保されていれば、電装品を追加しても余裕があり、使用するどの領域においても安定して供給可能です。
(上のグラフ「ハイエフェンシーオルタネーター130Aシリーズ」参照)



チェックしてみよう!

ご自分のお車のアイドリング時のエンジン回転数を確認し、上のグラフを参考にオルタネーターのおおよその出力を見てみましょう。
アイドリング時のオルタネーター出力(アンペア)に対して、普段ご自分がどれくらいの電気を使用しているか、下の「電気使用状況」のボタンをクリックして照らし合わせてみましょう。

※数値はあくまでも一般的な車両の参考数値です。目安としてお考えください。



ハイエフェンシーオルタネーターに交換するメリット

どんな場面でハイエフェンシーオルタネーターが効果的?




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