エンジンのパワーロスを最大限に減らすため、プーリーのサイズが純正よりも大きくなっております。
取り付け時、ベルトサイズの変更が必要になります。
◆ 適合ベルトサイズ:5PK1365
※商品にベルトは付属しません。
RX-7 FD3S は取り付けにあたりベルトサイズを変更する必要があります。
他の車種に関してはベルトサイズを変更する必要はありません。
ハイエフェンシーオルタネーターに交換するとどんなメリットがあるのか、実車に取り付けてのテストを実施しています。
「高出力」による違いを確認するため、ノーマルの状態、ハイエフェンシーオルタネーターに交換後、それぞれ電圧値をチェックしています。
アイドリングで同じ電気負荷をかけた状態でそれぞれ電圧値をチェックした結果、ハイエフェンシーオルタネーターの方が負荷をかけても安定した電圧を保っていることがわかります。
通常、オルタネーターは低回転時に高出力を要求するような環境は得意ではありませんが、交換後はアイドリング状態でも違いが出ています。
車に安定した電気を供給できるので、各電気装置を余裕を持って作動させることができ、高回転時の失火等を防ぎエンジンオペレーションも安定します。
■測定条件
エンジン: アイドリング状態
電気負荷: ヘッドライト(LOW)・テールランプ・ブレーキランプ・ハザードランプ・エアコン(風量最大)
*電圧の実車テストはノーマルの車両で行っています。車両の状態、使用するライト類・電気装置の消費電力、バッテリーの状態により異なります。
「低抵抗」による違いを確認するため、ノーマルの状態、ハイエフェンシーオルタネーターに交換後、それぞれダイナパックで車両トルク・出力の測定を実施しています。
グラフ、数値上はパワーアップが確認できますが、正確にはオルタネーターの「低抵抗化」によってロス(抵抗)が減ることで「ロスしていたパワーが復活する」ということになります。
ノーマルの状態ではオルタネーターの抵抗によるパワーロスが大きいことがわかります。
*車両により個体差があります。すべての車両で12PSアップすることを証明するものではありません。
■測定器
ダイナパック (Dyna pack)
■天候
気温: 20℃~21℃
湿度: 60%
■車両
RX-7 FD3S (マフラー(社外)交換済み、エアクリーナー装着、パワーFC装着)
■測定条件
エアコン、ヘッドライト、フォグランプ作動
※吸入空気温度誤差2℃以内(パワーFCデータモニター41℃~43℃)
テスト(A)/TEST(A):1500~7200rpm/0.05秒毎45rpm = 900rpm/秒毎 全負荷 各2回
テスト(B)/TEST(B):1500~5000rpm/500rpm毎 全負荷各1回
製品テスト・取材を行った「RS PANTERA」代表の佐藤さんのコメントを掲載しています。
結果的にクランク不可が軽くなったことにより総じてブースとがわずかですが上がり、最高出力・トルクともにアップします。
その傾向は低回転時ほど大きく、トルクの小さいロータリーではなお更に差が大きくなりました。
また、ブーストが変化しないところ、具体的にはトータルパワー測定Aの4600回転のブースト0.55にどちらもダウンしたところで、1.0kg・m以上ものトルクアップを示しているので、パワーロスが少ないことは明らかで、ユーザーによっては体感できる製品といえるでしょう。
RS PANTERA 代表 佐藤さん